JavaScript Primerを読んだ感想

はじめに

 JavaScriptの学習として「JavaScript Primer」を読んだので、感想をまとめました。

良かったところ

基本文法の解説が豊富

 条件分岐や配列など、他のプログラミング言語と共通するものから、アロー関数など、JavaScript独自の文法まで幅広く解説されており、基本文法については本書を理解できれば、JavaScriptをかなり使いこなせるようになると感じました。また、実例としてどのように利用されることが多いかの解説がある点も良かったです。

ユースケースで理解を深められる

 応用編として、具体的なユースケースをもとに基礎文法で学んだ内容の理解をさらに深められたところが良かったです。

学んだところ

基本文法

 JavaScriptの基本的な文法(他のプログラミング言語と共通するもの)と、JavaScript独自の文法を実例を交えて学びました。

this

 thisは使う場面によって参照先が異なる変数であり、関数においてthisを使った場合にはグローバルオブジェクト、メソッドでは呼び出し元のオブジェクト、コンストラクタではインスタンス、callメソッドおよびapplyメソッドでは引数で指定したオブジェクトが参照されることを学びました。

非同期処理

 複数の処理を並行して行う非同期処理の方法について学びました。Promiseを扱っての非同期処理の概要を理解した上で、Async Functionを扱っての非同期処理の概要を解説するという流れがとても分かりやすかったです。

難しかったところ

Todoアプリの作成

 直接DOMを更新させるのではなく、クラスやコールバック関数を使って、Todoリストが更新された時にイベントを発生させて表示を更新させるところが、急にレベルが上がったと感じました。まだ完全に理解することができていないので、よく復習します。